フランスの警察や軍に装備品を納入する最大手のメーカーGK PROFESSIONAL。フランス警察がSIG P2022の採用を決定したときにトライアルに間に合わずサファリランドがホルスターの納入メーカーとして採用された。しかしながら、現場ではそのサファリランド製のホルスターの評判が思わしくないという情報から開発されたのがこのホルスターだ。 一件シンプルで何の変哲もないようなこのホルスター。実はアイデア満載でこれは是非使ってみたい!と思わされた逸品だ。実際に使い込んでみないと最終的な評価には繋がらないがとりあえずそのコンセプトはすばらしいので是非紹介してみたい!
派手さのないこのホルスターにはアイデアが満載だ。素材はパドル、ホルスターともに外側が樹脂で内側が布地でクッションが付いている。それだけで最近流行のカイデックスと違って大事な銃に傷が付くのでは?という不安が無くなる。因みに、カイデックスは加工しやすい素材だが他の素材との愛称が極端に悪く銃のせっかくの表面処理などを痛めたり、また内張をしていてもすぐに剥がれてくるなどの欠点がある。また、サイトが当たるようなところは革を使っているので耐久性は高い。ホルスターを固定する位置を変更できるので、前、後ろへと好みによって角度を変えられる。右利きでも左側への装着が容易になるわけだ。ベルト通しも2重になっており40mmベルトのほか、細いベルト通しも備えている。そして中央の写真のようにスペーサーを入れれば体と銃に隙間を作ることが出来ドロウしやすくなる。小生の好みで上に2つ付けたが前に2つ、後ろに2つなどこれも好みに合わせられる。ロック機構はトリガーガードを固定するタイプでブラックホークのCQCホルスターに似ている。ただしだ!

この、ロック機能が凄い!CQC同様銃を抜くときに、銃を掴む要領で手を銃に添え、トリガーに当てる人差し指でロックを解除する。無駄のない動きで銃を抜けるわけだ。これはかなり速いドロウが可能。そしてこのロック解除ボタンに他人がアクセスしにくいようにスライド式のカバーが写真のように3段階で選べる。完全にふさいでしまえば何かにぶつかってロックが外れるようなことはない。とココまでならば今まであるホルスターと変わりないのだがもう一つロック機能がある。それは第三者が銃を奪い取ろうと銃を引っ張る。それではロックがあるので抜けない。そしてロックに気がつきこのボタンを押そうとしても更にロックがかかっていてボタンが押せないのだ。ボタンを押さずに銃を抜こうとするとこのロックがかかる。再び銃を押し込んでやる事によってこのロックが解除しボタンを押すことが出来るのだ。作戦行動中にサイドアームを落としたという危険性が無くなる優れものだ!

 耐久性を重視するために外側と内側を縫製によって固定している。新素材と伝統の技の融合。もちろん銃の出し入れはスムーズそのもの。その作りの良さからも持つ喜びと、使う安心感を味合わせてくれる今までにないホルスターかもしれない。見た目はシンプルで、どこどこの特殊部隊採用などの宣伝文句がないがじっくりとアイデアを織り込んだ逸品なのだ!残念ながら日本には輸出されていない。もし欲しい方がいたらメールで小生まで相談してみてください。もう一つ残念なのがヨーロッパ向けなのでガバメント用がラインナップにないことだ。GLOCK, SIG PRO, H&K USP,Walther P99用などが現在あるもので要望に合わせて種類は増えていくとのことだ。 ちなみに小生が入手したのはUSP用。USP用のホルスターがなかなか無いとお嘆きの皆様是非!ちなみにグロックもバッチリ使えました。逆は不可。