とうとう9mmピストルが決まった!というか決まってしまった。候補としてはSTIのGP6あるいはCZ75シリーズだったのだが一緒に撃つLes7du10の強引な誘いもあり、またメンバーから中古で手頃な価格で入手ができたというのも理由の一つだ。ようやく手にした真剣に撃つ9mmピストル。今回は初射撃までのお話だ!

何度か書いたが1911系つまり日本でいうガバメント系(STIなどハイキャパシティモデルを含む)に撃ち慣れているとグリップアングルの関係でグロックは最初の一発目が戸惑う。フロントサイトが上を向いてしまう。これがどうしてもなじめずに避けていた。またSTIで本格的に撃つにはグロックに手を出すな!というのもあったからだ。
Les7du10というフランス警察シューティングティームに何故かメンバーにされている手前もあり9mmでプロダクションで撃てるようにしておこうと言うことになったのがきっかけだ。まあ、9mmピストルでちゃんと撃てるモノを一挺欲しかったのも確かだ。ただ撃つとなるとプロダクションディビジョンでマッチに参加できるという条件付きになってくる。気になる9mmは皆プロダクションの規格から外れてしまっていた。そうなると消去法的に選んでいく。H&KのUSP。これは総弾数が物足りないので却下。というよりHKのサービスの悪さで何かあったときにパーツの供給に問題がある。これはマッチで使えない。総弾数で言うとグロックか、CZか...あるいは発表されたSTI GP6か!?
GP6はSTIの名がつくのでそれなりに撃ちやすい銃だろう。グリップの感触も文句なしだったし。ただ、作りが気にくわない。美しくないのとエッジが立っていない。価格からすればそんなものだろうが持つ喜びを感じさせない。CZの最新モデルファントム。これはなかなか良い。銃砲店に入荷したモデルを手に取った。やはりCZらしく表面処理が汚い...トリガーがギシギシで重い。これは撃ち込めば撃ち込むほどギシギシ度を増し重くなるのがCZ。悩んでいる撃ちにメンバーから中古フレーム交換済み、マガジン3つ...というオファーがあり価格もまあ、いやになったらすぐ処分できる価格なので(何度も言うがフランスは7挺までしか所持できない)踏み切った。

すでにマッチに何度も出場しているこのグロック。そう意味では私よりも経験が豊富。サイトはHEINEのものに代わっている。フロントサイトにホワイトドットなどがないのは今ひとつ心許ないが、メンバー曰くこれが如何なる条件下でもねらいが正確にできるのだと。まあちょっとタクティカルなのでこれで行ってみよう。いやなら交換すればいい。

そう、この中古銃は私で3人目となる。初代。つまり新品で購入したのはフランスのプロダクションディビジョンチャンピオンのステファンのものだった。ということはこの銃はチャンピオンとして輝いた経験を持つ。私より遙かに経験豊富!?そしてこれを譲ってくれたメンバーのドミニクはこの銃で前回のフレンチ・グランプリでレディース第2位を獲得。伝説の銃なのだ!これで撃てば私もチャンピオンに近づけるのか!?
写真は使い込まれているスライドのアップ。表面処理が薄く剥げてきており落としたりした傷などもある。戦い抜いてきた戦士の銃なのか!?

そんな伝説に頼りっきりで初めてのMyグロック射撃。まずは銃に慣れる...つもりでのんびり撃ちたかったがメンバーが許さなかった。基本練習100発コースを。5mから20発ずついろいろなスタイルで5mずつ離れていく。25mまでやって100発。最初は5mからフリースタイルで6発。時間は無制限。ゆっくり撃っていい。慣れたSTIならワンホールに収まる射撃。しかしグロックはそうは許さなかった。大きく広がった。5mでだ!やはり伝説は本人の努力も必要なのだ。100発を終えその結果はさんざんなものだった。
一緒に撃ったメンバーはデブリーフィングでグロックでの射撃の特徴を語ってくれた。
1.初段のトリガーストロークの長さが長いのでついつい、銃が下がってしまうことがあること。
2.射撃には1kg位の銃が最適だと聞いたことがある。グロックは600g台で軽いのだ。だから不安定なのだ。手の中でふらふらしやすい。だからそれを押さえ込むようなグリップが必要だと。
実際にメンバーがそれを試してアキュラシーが向上したそうだ。世界チャンピオンのエリックがグロックを撃つときは同じように押さえ込むようなグリップをすることにも気がついた。
この2点をまず抑えてドライファイアーの練習だ。というか、まだホルスターが決まってない...
どうせプロダクションを撃つならホルスターはデューティホルスターにしたいなと...

さて、ここでちょっと遊んでみた。PDIのタクティカルブロックを付けて撮影。CNC切削によるエッジの立ったできにかなり良い感じだ!実重要ではないのでちょっとレールにタイトだったようで押し込んだところフレームから削りカスが(^^;

2週間前スペインのある街でタクティカルの師匠ロバートと朝食を取りながらグロックをついに購入したことをはなした。師匠曰く「戦いのそこにある銃がおまえの銃だ。その場で最適な銃だ。愛銃になれててはそれがないとき戦いになったらどうする?」ということでお勧めのピストルを教えてくれなかった。しかし師匠はグロックを使っているのを知っている。そして今回グロックを購入したことをはなしたら「グロックのグリップアングルは人間が手を伸ばしたときに自然になる手首の角度になっている。ガバに慣れたアングルなんてすぐに矯正されるよ」なるほど、嫌っていたグリップアングルが師匠の一言ですばらしいアングルだと見えてきてしまった。これから撃ち込んで行こう!
ここではカスタムはほとんどありません。STIの時のように期待しないでくださいね!プロダクションクラスはほぼカスタム不可なモノで....

最近のアップが遅れてすみません。こちらでブログをやっております。是非ご覧ください。
http://romantiquedupistolet.militaryblog.jp

Next Page!>