現在STIを調整中で手元にない。コマンダーもあるので45口径を撃ち込もう!ということでここのところはコマンダーとMARK23を持ち出して撃ち込んでいる。お部屋で眺めるには樹脂製のフレームで味わいもなく空うちすればそれに反響してべよ〜んと情けない感触がある。しかしこれを撃つとなると違うのだ!コマンダーは現時点で弾を選ぶ。でないと同じラウンドノーズのFMJでもジャムったりするのだがこいつは全くトラブル無し。信頼の置ける銃なのだ。グリップの大きさから好き嫌いがあるが自分には合っていると思っている。広い分自由度がありどこを抑えればどう反応するかわかりやすい。狭くて持つ位置が決まってしまってなかなかうまく撃てない銃よりもよっぽど扱いやすい。シューティングマッチではなく、何か有事があったりして一丁だけ持ち歩けということになるとしたら間違いなくこいつを選ぶ。
この銃の歴史とかは散々語られてきているので特殊部隊のためにアメリカ軍と世界のH&Kが共同開発した特殊部隊のために生まれてきた銃であることはご承知の通りだ。とにかくあらゆる条件下でずば抜けた成績を収めている。そういう意味では掃除なんかしなくたって問題ない!それをまた証明するのもおもしろいだろう。しかしこれはお気に入りで新品で購入したもの。やっぱり綺麗にしてあげたい。そろそろ1000発ぐらい撃ったところだろう。今回初めてファイアリングピン、エキストラクターまで外して掃除をしてみた。上の写真は100発ほど撃った後。自宅に帰るのにタオルに来るんでバックに入れたのですすなどもとれてしまって全体に汚れは少ない。チャンバー周りはさすがにすすだらけ。スライド後方の内側もすすがうっすらついている程度。
ピンを内側から叩いて抜くとエキストラクターがはずれる。そこそこすすが固まってる。おなじみのKSCはこのあたりを再現してある(kscは芋ネジ)。ファイアリングピンを固定しているピンも同様に抜いて、ファイアリングピンロックセフティーを押し下げるとファイアリングピンが抜ける。その後にこのセフティが外れる。バレルにはUSPと同様にラバーのOリングがついている。なぜか工場出荷時は黒で付属のモノはKSCなどと同じグリーン。
今回確認したところカケが見つかったので交換を決意。簡単に取れるすすは使い古しの歯ブラシなどでこする。その後フランスの銃砲店では必ず見かける銃用オイルARMISTOCをかけて布で再度綺麗に掃除しつつ全体にオイルの膜を作るようにしてやる。
バレルのボアのお手入れはM-Pro7という銅落としを使う。アメリカのように強力なモノは手に入らない。これは無臭で使いやすい。ただそれほど強烈に綺麗になるわけではない。Med Cupに行ったときスペインのショップが持ってきたのを購入したがまあ綺麗になる。これをボアの中にまんべんなく塗りたくって放置。その間に他を掃除するのだ。10分以上置いてからブラシを10回ほど通す。すすなども綺麗に溶かすようでこの写真では見づらいが綺麗になっている。その後オイルをうっすらとまた引いてやる。そして付属のグリーンのOリングに交換。何となく気持ちいい。スライド、フレームの接触するところにウエポン・クイックを引く。バレル周りもこのOリングがあるのでシリコン系にしてみる。フレーム内部はブラシをする程度で十分。グリップ内側のメインスプリングにもオイルを拭きかける。

全部組み込んで作動を確認したらやはりオイルをしみこませた布で金属部分を拭いてやっておしまい。次の射撃まで待機なのだ。
STIは競技用というのもあってきちきちに組んである。だから掃除は豆にやる。ついでにシルバースライドなので汚れがよく見える。綺麗になったかどうかが一目でわかるのだ。黒い銃はそれがよく見えないところがあるから何となく細かいところが綺麗になってないのではと心配になることもある。もう少し撃ち込んだら全バラにしてみる。その時はまたココで紹介します。