別のページで紹介する予定のコマンダーの試射に射撃場にようやく出かけた。するとクリスが現れた。以前のホームページからご覧いただいてる方には何度か紹介している練習仲間だ。因みにGUNNER DVD Vol.04で紹介しているIPSC Euro Med Cupにも出場しプロダクション・ディビジョンでヨーロッパ内でベストテン入りする実力保持者だ。彼は周りに左右されずいつでも彼の射撃をする。リコイルを押さえ込むため握力を毎日のように鍛えている。彼の銃はGLOCK 17。最近のバックのサイトに交換したので今日はテストも兼ねていると。こっちはコマンダーでホルスターもないのに甘えはない。特訓させられた....
まずはウォーミングアップ。奥にいるのは彼の同僚でやはりフランス警察だ。因みに左利きで使う銃はクリスのいう「糞銃」SIG PROで官給品。10mから合図でドローして3つのターゲットに2発ずつ。利き手で撃った後ウィークハンドで同じ射撃。これを繰り返す。

そして、15mからスタート。合図で2発を3つのターゲットに。その後リロードして10m、またリロードして5mから。これの繰り返しだ。移動の時にリロード。視線がずれる。体を制止させ、エイミングをする。これはなかなか難しい。クリスの射撃は更に磨きがかかっている。「おまえもこれで撃ってみろ!」とグロック。やっぱりだめだ...撃ちづらい...下は同僚の射撃。彼はIPSCをしているわけではなくこういった射撃スタイルは初めてのようでクリスのようには行かなかった。しかしダブルタップはなかなか早かった。

呑気にしていると「おまえも特訓だ!」「今日はホルスターがないであります!弾も8発が一杯です」では...10mから一つの後に2発。5mまで走って別の的に2発。10m戻って2発。「これならガバでも出来るだろ!」「は、..はい...」Are You Ready!?「え!?」ということで走った。撃った...ここのポイントは戻るとき。銃口は常にターゲットに向ける。早く戻るには体は前に向けて銃を構えた右手は後ろにして10mに戻る。ここで二通りのポジションが取れる。両手で撃って、右手だけで銃を保持して体は左に回って走る方法とその逆で腕がねじれた感じで右に体を回す方法。次の的によってわけると良い。次が右なら右に回る。左なら左だ。到着して体を正面に向けるときの角度がそれぞれ最短になるからだ。慣れないと右回りだか、左回りだかその場で判断する余裕無し。日頃の練習あるのみだ。
 動かない基礎練習は各距離で両手-リロード-利き手-ウィークハンド。これが何よりの基礎練習だ。時間は気にせず確実に撃てるようになる様に練習。 移動の練習はこのほかに5-10mの単純でも移動しながらの射撃もある。これは現代の戦車のように砲塔が目標から動かないように胸から上を固定して動くのがコツ。世界チャンピオンのアダムはこの訓練をってていしてやったそうだ。これが出来るようになるとSMGやライフルの移動時の射撃は一緒で移動時の正確な射撃が出来るようになる。現在、IPSCで育まれた射撃のスタイルが逆にタクティカルな世界でも注目している。出会うローエンフォースメントのトレーナーはIPSCはスポーツで実戦とは違うがそのテクニックは十分応用できる、と必ず言う。久しぶりに射撃に刺激された一日だった...