2006年9月17日パリからベルサイユを抜けてA13を北上すること100km。モネの住んでいた街ジベルニーにほど近いVernon行われたIPSCアミカル・マッチ(フレンドリーマッチ)が行われた。同じ日ポーランドで行われたIPSCのマッチにてフランス代表を決めるという、フランスのシューターにとって大事なマッチがあったためのんびりとしたマッチになった。最低使用弾数が16発、32発というステージがほとんどだった。16発は我がSTIの装弾数。ミスをするとマガジンチェンジをしなければいけない。タイムロスになる。安全策をとって途中でマグチェンジにするか、ミスせず全弾命中させるか?じっくり撃って全弾命中させる方がマグチェンジするよりタイムロスは少ないが全弾命中というプレッシャーはかなり大きい。また32発は的と的との間にマグチェンジを考えると2回のマグチェンジが必要とされる。それだけミスの可能性も増えるというわけだ。そして今回最後にシュート・オフも催しされた。これは、一人6つのターゲットを二人で同時に両サイドから撃っていきどちらが速く撃ちおわるかというもの。これは相手との戦いなので緊張します....
 自分のスクワッド3はステージ3から始まった。最低16発。メタルターゲットはないのでここはそれほどの緊張もなく、朝一番の緊張と興奮の入り交じった心地容易スタートを切るのにちょうど良い。地面から50cmほどの窓からの射撃を伏せて撃っているところを素早くGUNNERで学んだ(ごめん宣伝(^^;)モディファイドプローンで難なくクリアー。
 ステージ4。ここも16発。ここもメタルターゲットも無い。最後に窓が(プレートが閉じていて軽く叩く程度でばたんと下に開くがそのためには一瞬片手を銃から放さなければいけない)あるものの難しいステージではない。この写真のおじさんに下見の間に「このステージは君は勝てないよ」と冗談半分で言われた。しかし、自分の番で的の前で止まるときに砂利が足をすくい何度も体勢を崩した。そして、後一発!という最後の一発の前になんとスライドストッ
プ!弾切れだ!なぜ??慌ててマグチェンジ。装填時に数え間違いをしたのか!?そしてこのおじさんが「ほらね〜」といわれた。最初のステージでいい気になって力みすぎたのが読まれたのかもしれない。
 ステージ5。何度も練習したステージを若干改良したステージ。テーブルの上に銃とマガジンをおいてスタート。心配なのはマガジンを装填することだ。我がSTIは16発装填するとかなり押し込まないとだめなのだ。ここも16発が最低使用数だ。しかし、ここは何とかクリアーした。
写真のカルロさんもSTIだ。動きはゆっくりなのにダブルタップは異常に速い!そして精度もいい!ところが彼に悲劇が訪れる2ステージ後でリアサイトの高さを調整するボルトがリコイルの負担がたまったのか折れてしまい撃つ度にぴょんぴょん跳ねるリアサイト。まあ、アミカルマッチなので途中で他人の銃で復活しましたがその切れはさすがに見られなかった。息子はパラオーディナンス。逆に向き向きに鍛えられた息子の動きの敏捷性やダッシュ力は凄かったが、射撃は荒々しく人一倍マガジンチェンジをしていた(つまり的に当たらない(^^;)
 ステージ6。ここは空き缶を利き手でもって写真右の棒にさしてから射撃開始。そして写真左のようにワイヤーを引っ張って窓を開けての射撃。ただこのワイヤーが結構力がいる。それを維持しつつ片手での射撃だ。ここもスムーズにクリアー。
 ステージ7。今回最長コース。走る!100mはある。的と的が離れているのだ。写真左からスタートしまず5枚のプレートをすぐに振り返り進行方向左の的を狙いダッシュ、ターゲット、ダッシュ。もちろんその間にマグチェンジ。最低32発。そして息切れしかけたところで5枚のプレート。前回のマッチで長距離コースはトップクラスのタイムに食い込んだし、自分でも好きだ。しかしだトラブルが起こった。1回目のマグチェンジ。押し込む力が弱く脱落。普通ならベルトの予備マガジンを取り出すのだがこの後でもう一回マグチェンジを控えているので落としたのを拾うしかない。というのを一瞬のうちに頭の中で考える。既にそれはパニックを起こすのに十分だった。その後でわかるが一発ミスしてしまったのだ。つまり2つ穴が開いてなければいけない的には1つだけ。そして、後半のメタルプレートは当たったにもかかわらずはじけ飛ばなかった。ここで再度発射して時間のミス。ダッシュ、ミス...へとへとのステージになった。とはいえ、多くのシューターがここでミスやタイムロスをしているわけだ。
 ステージ8。最低使用数16発。単純な構成のステージだがどう攻めるかが幾通りも考えられ最適な攻め方が見つけづらいやっかいなステージだ。最後が20mほど離れた4つのメタルプレート。これを外し、マグチェンジを余儀なくされタイムロス...
 ステージ2。狭いコースながら32発。後半に狭い窓からメタルと、クラシック(紙のターゲット)にペナルティーターゲット付きとやっかい。前のターゲットから移動して撃ち終わると左に移動するのでメタルでもクラシックターゲットでも左からかたづけて行き、右へ撃ち込んで体を左に寄せるのが効率良いのだが窓が小さいので走り込んできた時に目の前に見えるターゲットを先に打っ
てしまい左右二重を振らなければならなくってしまってタイムロス。マグチェンジ2回はとりあえずうまくいった。
 ステージ1。最後のステージ。また32発。写真にあるようにブロックとオレンジのアミで壁を作って中央の隙間から8枚のプレートを倒す。この撃つ位置を中心に円を描いたような配置で距離は最長25mある。大きなプレートもあるがこれがくせ者でヘッドショットしないと倒れなかったりする。マグチェンジを身長にしてクリアーしたつもりだったが何と最初の的で一発ミス。的の端に1/3程度の弾痕を残してはいるモノのこれは外れ。ミスだ。ターゲットはクラシックの上半分のモノ。一枚のモノならAゾーンだったのに(^^;まあタイムはそこそこなのでもったいないことはもったいない。写真はMed Cupで失格になった16才の少女。レンジオフィサーの後ろの赤い服の人はお父さん。一緒に走ってビデオ撮影。ちなみに彼女は今回グロックでした。
そして、タイトルの大きな写真。二人で撃ってるでしょ?マッチ後の結果発表を待つ間にシュートオフ。各クラスでくじ引きにより対戦相手を決めてそれぞれ6枚のプレートを同時に撃ち始め先に撃ち終わった方が勝ち。これはなかなかプレッシャー!スリル満点。自分は決勝まで行ったのですが。最後に相手のプレートを倒してしまって失格(^^;。焦らなくてもその時点で相手はまだ3枚もプレート残ってたのに....結局はへたっぴなんです...そのへたっぴな持ち主に文句を言わずしっかりと毎回仕事をしてくれる信頼できる相棒STI。すばらしい銃です。
 一日が終わり、事故渋滞で倍の時間をかけて家に着いたときはもうへとへと。その車の中でいろいろと今回の失敗を振り返り更に気が重くなっていく。まだまだ修行がタリンのです!コースの組み立てとかは数をこなさないとね。これからもがんばるぞ〜!