タニコバUSP タクティカルが到着した。小さい箱にずっしりとした手応え!箱を開けると..???何か違うのだ。何か...手にするとその重量とバランスの良さにびっくり。9mmのものより若干暑いグリップ。まだ真新しいせいでデコッキングレバーは渋い。新品の感触だ。マガジン内に残っている日本のガスで空うち。さすがVP70から受け継いだ心臓部。作動はバッチリでキックもそれなりにありスライドも素早い動きだ。数発のBB弾を入れて試し撃ち。何もサイトをいじってないが狙ったところに吸い込まれていく。これは良い感触だ!しかし、何かが違うのはぬぐいきれない。酷だが実銃と比べて重箱の隅を突っついてみよう!H&Kへの愛がそうさせるのです。タニコバファンの皆様失礼!

写真に番号振るの忘れちゃいました(^^;順に左上から行きます。3丁のUSP。左からタニコバ、KJワークス、H&Kつまり実銃。全体的なフォルムはKJワークスの方が良いかも。といっても全体的にはタナカのコピーのようだ。左側の刻印全体的にタニコバのものは太くもったりしている。右側もしかり。エジェクションポートを見るとバレルチャンバー部分が一段下がっている。側面から上部へのカーブが実銃だとストレート、カーブがあってストレートとメリハリがあるのに対してタニコバは全体的に緩やかに見える。各エッジは立っているのにこういったところでもったり感が出てしまっている。そしてトリガー。タニコバのトリガーのカーブが緩い。リアサイトのドットは実物より大きく見やすい。マガジンバンパーには刻印がない。グリップの滑り止め加工もタニコバの方が大きく荒い。握った感じの滑り止めはタニコバの方が上。シリアルナンバーは実銃は金属プレート。ちなみにこの実銃は初期型でまだ、トリガーガードにマニュアルを参照のこと!という打刻がない。結局こういった重箱の隅のようなものが重なって全体のフォルムが違って感じるのかもしれない。タクティカルはサイレンサーを使用することを想定してフロントサイトもひときわ高くなっている。以前、SIG本社で見せていただいたSIG226タクティカルのようにサイレンサーを付けてしまうとサイトが見えなくなってしまうものとは違う。しかしながら逆にサイレンサーがないときはやたら背が高くもったりとした印象の銃だ。USP自体曲線と直線の調和でかなりシャープに見える銃なのでそのあたりが悪い方向で出てしまったように思える。ちなみに、タニコバ製では省略されてしまっている細かい刻印などはB.W.Cから発売されるものには入っているらしい。またこのセットのUSPのスライドには塗装が施されてるとのことでそちらも楽しみだ。また、試作でODフレームのものを在るのでそれはまたの機会に。

さて、実射のインプレッション。VP70譲りの素早い適度なリコイルのアクションだ。そして、箱出しの状態でしっかりと狙ったところに弾は飛んでいく。ストレス無くいきなり撃てる銃だ。ここからはちょっとタニコバのUSPというわけではない。所持するUSP(実銃)はDAOなのでコントロールレバーがない。それと、普段は1911のファミリーSTIだ。つまり、右利きの右手の親指はセフティの上に載せる癖がついている。USPだとこれに力がかかるとデコッキングしてしまう。タニコバのみならずトイガンだとこのあたりのレバーも緩いのでその確率は高くなる。それを気にして親指が浮いた状態でもリコイルの少ないトイガンならばいいのだが変な癖がつくのも困る。で今度は親指をセフティの下に潜り込ませるとその親指に被さるように左手を使わなければいけない。ご存じのように両手での射撃は左手70%右手30%がちから加減が基本だ。これまたやりづらい。慣れが必要だ。それは慣れでどうにかカバーできる。しかし!このタニコバUSPには隠れた機能があったのだ!この親指が若干レバーを押し上げ、セフティーonとoffの中間くらいになったときにトリガーを引くと...なんとフルオートになるのだ!それもVP70の様な軽快で確実な!!それはそれで楽しいがマッチでは困ってしまいます...ということでこの銃には多少慣れが必要だがバッチリと撃てる銃で時によってはフルオートが出来る!といった楽しい銃なのだ!