10月7日から9日の3日間、パリの17区にあるエスパス・シャンペレーにおいてフランスでは初めてのシューティングショーが開かれた。このイベントの趣旨はスポーツとしての射撃。撃つという意味ではアーチェリー、吹き矢や投げナイフまで登場。ミリタリー色を無くして十全たるスポーツとしてエアガン、トイガンを楽しみましょう!というのがこのイベントの根本にある。この主催者に、IPSCシューターであり1回とはいえ、日本のエアガンシューティング経験者ということでエアガンによるスポーツシューティングを見せてくれと頼まれて参加した。ほとんどデモンストレーターのような状態なので写真を撮っている余裕さえなかったので、このイベントの空気が伝わらないかもしれない。スミマセン。しばらくすれば日本ある雑誌で紹介されることでしょう。
日本からはタナカ、CAWなどが参加。
ウェスタンショー...この中でスポーツシューティングが....
 企画から参加させてもらったわけだが、これがもう第一回ということで最初の企画から七転八倒の大騒ぎ。結局正確なブースのサイズを伝えられたのは1週間前。私がATPFのようにしようと考えていたのが、タクティカルはまずい。という主催者側の意向からIPSCに準じたモノを想定。しかしながら、それがうまく伝わらず、それもタクティカル、戦争の準備と思われ、ウェスタンショーの陰に隠れて、こそこそやることに。上のステージのように組んだモノの、いきなりはこのステージが理解されず結局奥のメタルターゲットを使ったモノになったが、結構これが盛り上がった。ホルスターも面倒なので初弾はもうターゲットに狙いを付けたところで開始。このステージ図のような複雑なものではなくて約5m先に"W"になるような配置で中央がStopターゲット。私がホルスターを付けて最速で2.58秒。平均で2.70〜2.80秒。一般のお客さんでも一発目をターゲットに狙いを付けたところでも全く同じ2.58秒をマーク。最終日は来場者も少ないのでクラシックターゲットを使ってのコース。デモを見せて8.48秒。そこにポリスだというサリーちゃんのお父さんみたいな人が挑戦。16秒を超えました。そこから熱い戦いを一人で広げます。私のタイムを聞いてそれを追い越すまでやると..10秒を切るようになっても8秒台が出ない。そこで少し動き方を教えてあげたら8秒台に突入。彼は熱くなるがマガジンは冷える一方。生ガスは吐くし...まあそんな感じで3日間STIのシャツでデモンストレーターしてました。この3日間は銃の耐久テストの良い機会。初日はKSCのSTIでしたが半日を待たずに不調。パーフェクトコンディションでは最速の銃ですがこのコンディションを保つのが大変。WAのパラオードも3日目前半でダウン。KSCのグロックは2日目の朝にマガジンのピンが抜けて紛失。結果3日間生き抜いたのはマルイハイキャパ。さすがです。

ウェスタンショーは、ファーストドロー。この、ベルトを着けてみたいと老若男女が楽しみました。その間はスピードシューティングは裏の方でミニ・スティールチャレンジ。5枚のメタルターゲットは結構初めてやったという女の子の方が熱くなってました。そして20年ほど前にはまっていたエアライフルを久々にやってみました。立射特有の腰をぐぃっと出すポーズで腰を痛めました。5発中3発命中で「あんたやったことがあるわね」と冷たくされました。素人がいきなり立射で3日間で4発の弾が的を外してパーテションを突き破りフランス射撃協会は注意を受けてました。銃はステアー。その彼女たちもシューティングマッチを体験。ターゲットに対してじっくり撃つかと思いきやかなりアグレッシブな射撃でハイキャパもさすがに生ガス吐いてました...それと盛り上がったのが割り箸のゴムでっぽう。実演無料配布で長蛇の列。会場のあちこちで輪ゴムの銃撃戦が繰り広げられました。搬出中までスタッフは継続。そこで割り箸を使わず手で銃の格好して輪ゴムを飛ばすと、やり方を教えて欲しいと集まるも元々不器用な西洋人は早々にあきらめ割り箸銃でっせっせと戦いに戻っていきました。

 この3日を通して大人や女性にもエアガン、ガスガンを楽しんでもらったこと。狭いスペースでシューティングがそこそこ出来るというのもわかってもらって今後普及しそうな予感。残念なのは実銃のIPSCのマッチが同じ日に開催されていたため彼らの多くの人たちがそれを体験できなかったことかな。人が来ない間に久しぶりに撃ち込むことが出来て私自身も楽しんじゃいました。地味なイベントでしたがそれなりの成果はあったと思ってます。これから、シューティングマッチがフランスでも普及して来年は日本対フランスなんて言うのも夢でないかもしれません。